効果が限定的な定番のパズル・思考力の問題よりも、先取り学習!

低年齢・低学年の算数の学習といえば「パズル・思考力の問題」があります。しかし、効果は限定的です。どういうことなのか、このページにて説明しています。

<目次>
1.低年齢・低学年の算数は4つに分類できる
2.パズル・思考力の問題の効果は限定的
3.余計な勉強をすれば受験産業が儲かる仕組み


低年齢・低学年の算数は4つに分類できる

低年齢・低学年の算数は4つに分けられます(参照:算数の4つの学習内容
そのうちの2つです。

・パズル・思考力の問題
(例)算数ラボ10級

・受験算数
(例)最レベ小1

低年齢・低学年では、パズル・思考力の問題を解かせるのが定番のようです。
なかには、つぎのように考えているひとたちまでいます。

・パズル・思考力の問題を解かせると算数ができるようになる
・受験算数を先取りするのは害
・受験算数の「比、割合」などは抽象的で、低年齢・低学年では理解できない

が、わたしはパズル・思考力の問題が、先の勉強につながるとはとても思えませんでした。
その根拠です。

<根拠>
・とあるパズル・思考力の問題集の「はじめに」に、「塾業界では、パズル・思考力の問題を解かせると算数ができるようになるのが常識」のように書かれていた → 塾業界? 根拠となる論文などさえもないの? 根拠なし!!!
・算数や数学は積み上げていく学問。算数だと「コレは数学のココとつながっている」とわかるけど、パズル・思考力の問題は何とつながっているのか、まるでわからない(一応、中学数学の著書もあります)

というわけで、当時小1だった息子にはパズル・思考力の問題は解かせず、受験算数の先取り学習をしました。

パズル・思考力の問題の効果は限定的

当時小1だった息子にはパズル・思考力の問題は解かせず、受験算数の先取り学習をしましたが、どうなったのでしょうか。

「受験算数を先取りするのは害」で「パズル・思考力の問題を解かせないと算数ができるようにならない」わけなので、算数でつまづいているはずです。
が、受験算数はどんどん先に進み、まったく勉強していないパズル・思考力の問題でさえも(※)、スラスラ解いていました。
※『算数ラボの8級(小4相当)』。ちなみに、当時息子は小2でした。

受験算数の先取りで解けるようになったわけなので、パズル・思考力の問題と受験算数は何らかの関係はあると思います。
しかし、巷でいわれている「パズル・思考力の問題を解かせると算数ができるようになる」「受験算数を先取りするのは害」は嘘だとわかりました。

また、「受験算数の比、割合などは抽象的で、低年齢・低学年では理解できない」というのも真っ赤なウソだとわかりました。
2020年6月時点で、「小3で、偏差値50の入試問題の過去問で合格点」でしたし。

腕が悪い塾講師の妄言ですね。

余計な勉強をすれば受験産業が儲かる仕組み

なぜ、パズル・思考力の問題がもてはやされているのでしょうか。

まずは、余計な勉強をすれば受験産業が儲かる仕組みだからだと、わたしは考えています。
受験算数を教えるとなるとそれなりに大変ですが、パズル・思考力の問題だと楽しく解く子どももいます(クイズみたいなものとお考えください)。
塾としては楽して儲けられるわけですね。
親は大人なので騙されようが自己責任だと思いますが、それに巻き込まれる子どもは可哀そうだと思います。

つぎに、大人の虚栄心を満たすためだと思います。
小さな子どもを勉強漬けにしてまでメダルなどの勲章が欲しいのかもしれませんね。

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